あいちトリエンナーレ2013 閉幕まであと19日!

8月10日からあいちトリエンナーレ2013が開幕し、79日間の会期ももう残すところあと僅かとなってきました。

ようやく暑い夏が過ぎ秋のさわやかな空気のなか、長者町会場にも連日ますます多くの人が訪れて、まちなかに展開された現代美術を楽しんでいます。

 

アートラボあいちも会場の1つとして、地下1階と1階でトリエンナーレの参加作家の作品を展示しています。

地下1階では、西岳宏貴さんの作品「うねりあう思考と永久行為」をご覧いただけます。空間全体を使ったインスタレーション作品で、黒い床と壁に投影された映像と音によって、薄暗い中で空間がうごめいているような感覚にさせられます。

 

1階出入口付近では、他の会場を回ってこられた方にはもうおなじみとなっているでしょう、ブーンスィ・タントロンシンさんのアニメーション作品「スーパーバーバラ世界を救う」が上映され、「アーー」というスーパーバーバラの声が響き渡っています。世界で頻発する決して解決されることのない問題を扱ったこの作品は、各会場で章を変えて上映されています。納屋橋会場でエンドロールを含めた全ての章をご覧いただけます。

 

同じく1階にあるカウンターでは、ベルリンを拠点に都市を舞台としたゲームを作っているグループ、インヴィジブル・プレイグラウンドの作品「ささいな出来事の美術館」を体験するためのステーションが設けられています。週末はMP3プレーヤーを貸し出してゲームを体験いただける他、平日でもお手持ちのスマートフォンで体験いただけます。

ステーションは各会場に設けられており、それぞれの場所で体験できるゲームが違います。長者町会場では、「長者町の戦い」「陣取りゲーム」「コンビニ・カラオケ」、そしてどの会場でもできる「亀ヴーシュ」を体験いただけます。

 

またその隣りに続くインフォメーションカウンターでは、チケット販売やあいちトリエンナーレに関する各種案内を受けることができます。公式ガイドもご購入いただけますので、是非チェックしてみてください!

 

2階・3階では、トリエンナーレ関連企画の大学連携プロジェクト、4階では名古屋学芸大学の企画展示をトリエンナーレ会期中も開催しています。

 

運がよければ、八木兵8号館4階で展示している菅沼朋香さん本人に出会うことができたり、土日月には企画コンペの作品でもある「長者町くん」の出勤に遭遇できるかもしれません。

道に迷ったりまち歩きに疲れたら、是非アートラボあいちにいらしてみてくださいね。

トリエンナーレ期間中は無休で、毎日11:00〜19:00まで(金曜は20:00まで)開館しています。

(CW)