26日は、名古屋芸術大学主催の展覧会「View 明日への扉」の搬入作業が行われました。
今回の展示は、大学連携プロジェクトとしても位置付けられています。
近年に名古屋芸術大学を卒業後、現代アートの分野で活動している、あるいは活動しつつある若手アーティスト15名が参加する展覧会となっており、27日から始まったところです。
展示会場は、3階と地下1階です。
3階では、荒木由香里さん、伊藤歌奈子さん、宇佐見まりえさん、坂柳光香さん、田中桂さん、田中里奈さん、福岡寛之さん、馬場智子さん、森部英司さん、萬未来子さんが展示をしました。
写真は、インスタレーションの作品を制作しているひとコマです。壁に向かって作業をしているのは、馬場さん(左)とご自身の展示が終わり、馬場さんのサポートをしている伊藤歌奈子(右)さん。壁に刺さっている釘を抜いている所です。今回の作品は、まず事前に描いてきたドローイングを壁に貼り、要所要所に釘を打って穴を開け、その穴に針金を刺していき、そこに毛糸を掛けて作品を作っていくものです。毛糸によるドローイングといった感じでしょうか。遠くから見るとドローイングの部分が浮いているように見える作品となっています。
床に座って天を見上げているのは、福岡さんです。何かを支えているようですが、、、いったい何をしているのでしょう?答えは是非、会場で作品を見て発見してもらいたいです。
地下1階は、伊藤里佳さん、犬飼真弓さん、上村静さん、真坂亮平さん、松尾侑香さんが作品を展示しています。
こちらでも天を仰いでいる方がいらっしゃいました!
脚立に乗っているのは、上村さんです。これは、インスタレーション作品のための制作風景ではなく、天井にあるライティングダクトにスポットライトを付けている場面です。なかなか上手くスポットライトがはまらず、苦戦しています。
今回の展示では、平面作品から、立体作品、映像、インスタレーションといった様々なジャンルの作品を見ることが出来ます。展示は7月27日(日)まで。期間中には、アーティスト・トークも開催されます。
[アーティスト・トークの日程]
7月1日(日)|伊藤歌奈子、犬飼真弓、福岡寛之、真坂亮平
7月8日(日)|荒木由香里、伊藤里佳、宇佐見まりえ、坂柳光香、田中桂
7月15日(日)|田中里奈、馬場智子、松尾侑香、森部英司、萬未来子、上村静
開催時間は、すべて14時〜16時です。ぜひご参加ください。
(RK)