アーティスト・トーク

昨日、ALA Project No.10で作品を展示中の畠山瑞規さんをお呼びしてのアーティスト・トークが開催されました。

アートラボあいち今年度最初のアーティスト・トークです。
参加者の方も平日の夜にも関わらず、13名ほどの方にお集りいただき、大変有意義なトークとなりました。畠山さんの説明も分かりやすく、作品をみながらなるほどと思いながら話を聞いていました。

畠山さんの描く作品の特徴は、キャンバスに下地を塗ることから始まります。円を描くようにして下地を塗り重ねていき(この作業を丸ストロークと言っていました)、それによってできた下地のムラ・模様から、描き出すモチーフを見つけていくそうです。


作品のタイトルには《見つけられた世界(□□□)》とありますが、この()内の箇所に来る言葉が、畠山さんが見つけたモチーフであるということでした。このモチーフは、すぐみつかることもあれば、1ヶ月ほどかかることもあるそうです。ただ、見つかるまでは描かないとも言ってました。

写真中央に写っている作品のタイトルは、《見つけられた世界(墓、プレート)》となっています。どの部分が墓・プレートなのか見に来てみてください。見る人によって見つけられるものもあるそうなので、いろんな世界をみつけてみてください。


トーク終了後には、参加者の方と作品についてお話されていました。畠山さんの作品のおもしろさを今後も紹介していきますのでお楽しみに!!
(RK)