ネットワークミーティング#3「コミュニティとアート」

ネットワークミーティングとは、多様なテーマを設けて各分野の団体や個人を集め、それらの活動や取り組みについて話し合いを行う場です。今回は「コミュニティとアート」というテーマで、ゲストには

吉田俊雄(吉田商事株式会社会長)

堀田勝彦(有限会社長者町街づくりカンパニー取締役)

津田佳紀(名古屋芸術大学准教授)

武藤隆(建築家/大同大学工学部建築学科准教授)

名畑恵(NPO法人まちの縁側育くみ隊「まちの会所」チーフ)

山田訓子(長者町まちなかアート発展計画)

という、様々な形でアートラボあいちと関わりを持った6名の方に来ていただきました。

そして、ちょうどアートラボあいちがオープンしてから約半年ということで、私たちラボで働くスタッフによる半年間の活動を振り返るプレゼンテーションを行いました。

 

← プレゼンテーション中の写真

 

 


 

プレゼンテーションの後は、コミュニティの一つであるまちと、その中にあるアートセンターの役割や、人と人を繋ぐためにはどうしたらよいか、といった意見交換が行われました。

会場全体の意見交換ではアートラボあいちに関わった様々な人たち(まちの人、ラボで展示をした人、まちで活動をしている人、まちやラボに来る人)がそれぞれの意見を持ってアートラボあいちの存在やその可能性についての話が出ていたり、またもっと広報を頑張ってほしい、とかもっとたくさんの人が集う場所になってほしい、といった改善点も出ていました。

 

←ゲストの方々によるトーク


今回のミーティングを通して、まだ始まったばかりのアートラボあいちが、アートを発信する場所、そして人と人を繋いだり、まちの中にあるギャラリーや作家のアトリエといった場所同士を繋ぐ拠点であるということが周知され始めたこと、またそれはより大きく広がっていく可能性があるのだということが分かりました。

そのためには、活動を続けていくことが大切なのだと改めて感じました。

 

来週からは、これまでアートラボあいちで開催した事業を振り返る「オープン・ラボ2012」を開催します。

今まで参加いただいた作家の皆様の展示やアートラボを利用された様々な団体の活動をお聞きする公開インタビュー、そして期間中の展示などを紹介する「ラボツアー」も開催します。 

「コミュニティとアート」に参加していない人も、この展覧会でアートラボあいちのこれまでの活動を振り返ることができますので、ぜひお越しください。

 (MK)