1月23日(水)より、アートラボあいち3階にて「長者町アートアニュアル 2012展」が始まりました。
今展覧会では、あいちトリエンナーレ2010終了後にまちの若手によって設立された「長者町アートアニュアル」のこれまでの活動を写真パネルと映像とともに振り返ります。
長者町アートアニュアルは「まちとアートの出会い」を日常化していくために、あいちトリエンナーレ2010で制作され、まちに残った作品を引き継いだり、アーティストのレジデンスの運営やまちなかでのイベントを開催したりと様々な活動を行ってきました。
↑あいちトリエンナーレ2010参加作家Kosuge1-16の「かたい山車」も長者町に引き継がれた作品の一つ。
今展覧会ではそのからくりを間近で見ることができます。
↑歩行者天国イベント。シャッターペイントやオリジナル路上結婚式などを行った様子を振り返ります。
1月25日に行われたギャラリートークでは、長者町アートアニュアルの会長、副会長から長者町アートアニュアル設立までの経緯やこれまでの活動などが簡単に説明されました。
お話の中で、「前回のトリエンナーレはきっかけだったが、今年はこれまでの活動や経験を持って2013年のトリエンナーレを迎えることができる。これからもまちとアートの出会いの場を作っていきたい。」という力強い言葉をいただきました。
↑トークの様子
会場には、あいちトリエンナーレ2010プレイベント「長者町プロジェクト2009」から現在までのまちとアートの動きがまとめられた年表も展示してあり、長者町でのアートの動きを知ることのできる展覧会となっています。
展示は2月3日(日)までとなっています。お見逃しなく!!
(M.K)