昨日、ALA Project No.10で作品を展示中の畠山瑞規さんをお呼びしてのアーティスト・トークが開催されました。
畠山さんの描く作品の特徴は、キャンバスに下地を塗ることから始まります。円を描くようにして下地を塗り重ねていき(この作業を丸ストロークと言っていました)、それによってできた下地のムラ・模様から、描き出すモチーフを見つけていくそうです。
作品のタイトルには《見つけられた世界(□□□)》とありますが、この()内の箇所に来る言葉が、畠山さんが見つけたモチーフであるということでした。このモチーフは、すぐみつかることもあれば、1ヶ月ほどかかることもあるそうです。ただ、見つかるまでは描かないとも言ってました。
写真中央に写っている作品のタイトルは、《見つけられた世界(墓、プレート)》となっています。どの部分が墓・プレートなのか見に来てみてください。見る人によって見つけられるものもあるそうなので、いろんな世界をみつけてみてください。